
僕は、4人の子供がいる36歳の一般的なサラリーマンです。
40歳までに「サイドFIRE」することを目標としています。
Financial Independence Retire Earlyの頭文字4文字をとったもの
financial independence(経済的自立)retire early(早期リタイア)
FIREとは、「資産から得る資産収入で生活費をまかなって、働かずに生きていく」
というライフプランで、欧米の若者を中心とするムーブメントです。
詳しくはコチラの記事をどうぞ

しかし、FIREするには「生活費の25年分の資産を用意する」必要があります。
25年分の生活費とは
- 生活費240万円(月20万円)→6,000万円
- 生活費360万円(月30万円)→9,000万円
- 生活費480万円(月40万円)→1億2,000万円
こんな感じです。
つまり、絶対ムリということです。
そこで、僕が目指す「サイドFIRE」が有効です。
サイドFIREは魅力がたくさん
サイドFIREとは、生活費の半分くらいは働いて稼ごう!という考えです。
- 働きたくないからFIRE目指しているのに
- 結局働くなら意味ないじゃん
こう考える人もいると思います。
でも、サイドFIREにはメリットが多くあります。具体的にはこんな感じです。
・用意する金融資産の金額が大幅減
・緊急時に金融資産を使わない選択肢が持てる
・少しの労働は健康にもいい
順番に見ていきましょう。
メリット①用意する金融資産の金額が大幅減
金融資産からの資産収入で生きていこうとすると、4パーセントルールに乗っ取って4%ずつ引き出していくことになります。
4パーセントルールについては、コチラの記事をチェック!
その場合、これだけの資産を用意する必要があります。
- 生活費240万円(月20万円)→6,000万円
- 生活費360万円(月30万円)→9,000万円
- 生活費480万円(月40万円)→1億2,000万円
ところが、この「半分」を労働で稼げれば、用意する資金も半分で済みます。
- 生活費240万円(月20万円)→3,000万円
- 生活費360万円(月30万円)→4,500万円
- 生活費480万円(月40万円)→6,000万円
ちなみに子供が4人いる私の生活費は、だいたい月30万円です。
上記の表でみると、用意する資産は4,500万円、月15万円を稼げれば「サイドFIRE」できるということです。
*教育資金があるので、実際にはもう少し必要だと思います。
用意する資産が半分でいいということは、FIREまでの到達時間も半分になります。
メリット②緊急時に金融資産を使わない選択肢が持てる
FIREが成功するかは、FIRE直後の株式市場の動向に、大きく影響されることが研究によってわかっています。
FIREしてから数年以内に暴落相場があると
- 自分の寿命
- 資産の寿命
を比較した時に、自分の方が長生きしてしまうリスクが圧倒的に高まります。
これを回避する方法は、ただ1つです。
「暴落相場で資産を売らずに生活する」
これです。
完全にFIREしていると、再就職が難しい場合がある一方
サイドFIREであれば、ある程度働いているため、その気になればフル労働に戻れる
という面があるため、一定のメリットがあります。
暴落相場の時期をやりすごせば、資産寿命は劇的に伸びることが研究でわかっています。
メリット③少しの労働は健康にもいい
過度な労働は、プレッシャー、ストレス、肉体疲労などが負担となります。
しかし、労働は適度に行えば、以下のようなメリットがあります。
・金銭報酬が得られる
・やりがいや充実感を感じられる
・人や社会とのつながりを得れる
・体や脳を動かすことが健康に好影響を与える
FIREの成功率を上げる意味でも、人生にスパイスをもたらすという意味でも「サイドFIRE」には一定のメリットがありそうです。
サイドFIREに向けて実践すること
僕は40歳まで後4年間で「サイドFIRE」することを目標としています。
目標に向けて実践していることを紹介します。
・生活費を抑制する
・副業を開始し、収入を増やす
・ためた資産を運用する
順番に見ていきます。
実践①生活費を抑制する
生活費を抑制すれば、必要な資産額が減少します。
特に家計の見直しに力を入れており、格安SIMによる通信費抑制やムダな保険の解約をしています。
そのほか、楽天経済圏に移行してポイントをためています。
実践②副業を開始し、収入を増やす
収入が増えれば、資産のたまり方が加速します。
本業のサラリーマンの収入はすぐに変わらないので、副業(このブログ)を開始し、収入を増やしたいと思っています。
この記事を書いている現在は、収益につながっていませんw
これから頑張って育てて、サイドFIRE後も生活費の半分は稼げるようになればいいなぁ・・・
実践③ためた資産を運用する
サイドFIREの資金が「25年分」で足りるのは、資産運用をするからです。
米国の株式市場で有名な指標の1つであるS&P500は年平均7%のリターンで知られています。
4パーセントルールで資産から引き出しても、残り3%の資産は成長し続けるイメージです。
なお、インフレ率2%として考慮しても4%+2%=6%なので残り1%は成長するはずです。
この考え方がFIREのもととなっているため、資産運用は必須です。
僕もS&P500を中心とした資産運用をしています。
まとめ:サイドFIRE
ここまで紹介してきた通りサイドFIREには多くのメリットがあります。
・用意する金融資産の金額が大幅減
・緊急時に金融資産を使わない選択肢が持てる
・少しの労働は健康にもいい
サイドFIREに向けて実践すべきは
・生活費を抑制する
・副業を開始し、収入を増やす
・ためた資産を運用する
ということです。
サイドFIREを目指したい人にとって、最初のステップは「生活費を抑制する」ことだと思います。
なお、僕は2025年12月、40歳までに「サイドFIRE」を達成するつもりです。
生活費の抑制や資産の運用は行っていますが、収入を増やすことについては課題があります。
このブログはまだ収益につながっていませんw
継続することで、収入を増やして、サイドFIRE後も生活費の半分くらいは稼ぎたいです。
