
老後資金、教育資金、低賃金、景気の悪化、わたしたちの未来は明るいとは思えません。
銀行に預けていてもお金は増えないし、投資とか資産運用を始めたほうがいいことは知ってるけど、お金がなくなるイメージで怖い。
・投資の知識はゼロだから怖い
・将来のお金が不安
・毎日パソコンに張り付く時間はない
投資と投機は違う
投資未経験の方の中には、「ギャンブル」「経済に詳しい人がやる」っていうイメージを持たれている人も多いと思います。
このイメージはFXやデイトレードといった投機によるもので、勝者と敗者がいるギャンブルです。
同じ株を買うやり方でも今回紹介する長期投資とは少し違います。
長期投資とは、分散して行うことでリスクを減らし、長期間でゆっくり自分のお金を増やすやり方です。
価格変動に振り回されることもないため、毎日価格をチェックすることもありません。
つみたてNISAでどれだけお金が増えるの?

- 毎月3万円を10年間貯金→360万円
- 毎月3万円を年率6%で10年間積立→約490万円

- 毎月3万円を20年間貯金→720万円
- 毎月3万円を年率6%で20年間積立→約1,380万円

- 毎月3万円を30年間貯金→1,080万円
- 毎月3万円を年率6%で30年間積立→約3,000万円
しかし、投資で出た利益には約20%の税金がかかります。
投資の利益が100万円だった場合20万円を税金で納める必要があります。
「つみたてNISA」は年間40万円を上限として、投資してから最長20年間の間に得た利益が非課税になります。
つまり、非課税で投資できる総額は最大800万円です。
初心者に「つみたてNISA」をおすすめする3つの理由
理由①少額から始められる
つみたてNISAは年間40万円が上限となっています。
月3万円程度の投資であれば3万円×12か月=36万円と非課税の枠に収まります。
理由②金融庁のお墨付き商品を選べばいい
つみたてNISAは、国が長期にわたって安定的に資産を運用することを推進している制度です。
従って、安定感のある商品をすでに金融庁が選別してくれています。
理由③運用が簡単
投資する商品が決まったら、あとは「どれぐらいの金額」を「どのぐらいの頻度」で買うか決めるだけ。
「月1回、3万円の投資」と設定するだけで、口座から引き落とされます。
自動で積み立ててくれるので、あとは普段通り生活するだけです。
つみたてNISAの注意点
①NISAの専用口座が必要
証券会社で口座を作って、さらにNISA専用口座を作る必要があります。
通常の証券口座では「つみたてNISA」は使えません。
たいてい証券口座の開設と同時に行うことが多いです。
②NISAとの併用は不可
通常のNISAと併用はできません。どちらか一方を選ぶ必要があります。
長期的な目線で投資を行うなら「つみたてNISA」一択です。
③マイナンバーが必要
つみたてNISA口座を作るときに、マイナンバーが必要ですので、手元に準備しましょう。
マイナンバーカードでも、通知カードでも大丈夫です。
つみたてNISAはどこではじめればいい?
- 銀行の窓口
- 対面営業、電話営業で販売している証券会社
- 保険会社
これらを経由して投資商品を購入すると、営業マンや窓口担当などが対応する分の人件費などがあるため、手数料が高額になります。
また、こちらが素人だと判断されると、悪質な商品を売りつけてくる可能性もあります。
おすすめの証券口座
高い手数料を避けるにはネット証券を利用するのが、おすすめです。
楽天証券なら、通常の証券口座の申し込みと同時にNISA専用口座も作れます。
楽天証券の魅力
・楽天ポイントで投資信託が購入できる!
楽天グループの各サービス利用によって貯まる「楽天ポイント」で
投資信託、国内株式(現物)の購入ができます。
・楽天カードのクレジット決済でポイントがたまる!
投資信託の積立の引落に「楽天カード」のクレジットカード払いを利用すると、
積立金額100円につき1ポイントが楽天カードより付与されます。
・NISA口座は手数料もお得
口座開設料・管理料0円
国内株式 売買手数料0円
(国内ETF・ETN・REITを含む)
投資信託 買付手数料0円
詳しくはコチラの記事でも解説しています。

つみたてNISAのおすすめ商品
つみたてNISAで買える商品は「投資信託」か「ETF」です。おすすめするのは「投資信託」です。
投資信託は株のパック売りです。
いろいろな企業の株が入ったパックを毎月買う!というイメージです。
「トヨタ」「ソフトバンク」などの日本の優良企業を集めたパックや、「Apple」「Google」などのアメリカの優良企業を集めたパックもあります。
楽天証券で買える投資信託のなかでも、たくさんのアメリカ株がパックになった
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
この2つの投資信託がおすすめです。推奨する理由や特徴はコチラの記事をチェック!

まとめ
・投資と投機は違う
・同じ3万円をつみたてても貯金と投資では30年後に約2,000万円違う
・投資で出た利益の約20%は税金で引かれてしまう
・「つみたてNISA」は利益が非課税になる制度
・少額から始められる
・金融庁のお墨付き商品を選べる
・運用が簡単
高い手数料を避けるためには楽天証券がおすすめ
楽天証券で口座ができたら
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
でつみたてを始めよう。
おわりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
つみたてNISAを利用して少額からでも投資を始めることで将来のお金への不安が少なくなれば嬉しいです。