・教育資金が貯められるか不安
・学資保険ってどうなの?
・学資保険のデメリットを知りたい。
教育資金がいくら必要かはコチラの記事をチェック!




結論
教育資金をためるには学資保険に入らず、つみたてNISAを利用する!
僕は、現在8歳の長男が1歳の時(2013年)に学資保険に加入しましたが、現在は解約しました。
その理由を解説します。
学資保険の4つのデメリット
僕が当時入った時には金利が高かったため、返戻率が124%とまずまずの水準でした。
100万円保険料を払えば124万円返ってくる計算です。
普通預金金利が年間0.02%だったことを考えれば、お得と考えて加入しました。
しかし、学資保険には4つのデメリットがあります。
①満期までお金を引き出せない。
一般的に学資保険は子どもが大学入学時18歳の時に満期となって返戻金が支払われます。
途中解約してしまうと戻ってくるお金は、それまで払い込んだ保険料の累計より低い金額となります。
従って、急にまとまったお金が必要になった際や、有利な金融商品が出ても乗り換えることができません。
②返礼率が低い
2021年現在の学資保険の返戻率は105%~110%程度です。
普通預金金利が2021年現在0.001%であることを考えると貯蓄しているより有利と感じますが、18年間保険料を支払い続けてこの返戻率では十分とは言えません。
と言うよりぼったくりに近いです。
③インフレに弱い
学資保険は、契約時に受け取れる金額は決まるため、確実にお金を受け取れることはメリットです。
しかし、お金の価値は一定ではないため買えるモノの値段が変動します。
例えば、現在コンビニコーヒーは100円ですが、18年後に同じ値段とは限らず、たいてい値上がりします。
18年後に200円になっていたとしたらお金の価値が下がったことを意味します。
④満期保険金受取時に税金がかかることがある
満期保険料は、一時所得という扱いになります。
そして、一時所得には所得税が課されます。
細かい説明は省きますが、保険料より受け取った保険金が50万円以上の場合課税対象となります。


つみたてNISAで教育資金を堅実に貯める


僕は2019年から約2年間つみたてNISAで毎月投資をしています。
月15,000円から始めて、現在はつみたてNISAの限度である月33,333円を投資しています。
2021年2月現在では2年間で80万円程度となっており、そのうち利益は8万円程度です。
長男の大学入学まで10年ありますから今後さらに増加していく見込みです。
つみたてNISAのメリット
- いつでもお金を引き出せる。
- 学資保険より運用益が期待できる。
- インフレに強い。
- 年間40万円までの投資なら運用益に税金がかからない。
学資保険のデメリットがすべてカバーできます。しかしもちろんデメリットもあります。
つみたてNISAはあくまでも投資なので、元本割れが起きてしまう可能性があるということです。
また、対象商品も多いため、どれを選べばいいかわかりません。
僕自身は元本割れの可能性はほとんどないと考えています。
投資対象商品もほとんどが投資する価値のないもので、投資すべき商品は決まっています。
詳しくはコチラの記事で解説しており、実際に僕が投資している商品もおすすめとして紹介しています。

まとめ
学資保険には、上述した4つのデメリットがあるため教育資金として利用するのはおすすめしません。
僕は、学資保険のデメリットを完全にカバーできる「つみたてNISA」を活用して教育資金を準備するべきだと考えています。
また、僕はつみたてNISAの投資は楽天証券を利用しています。
楽天証券をおすすめする理由や口座開設手順はコチラで解説しています。
