僕が長期的な視点で米国株に投資する理由

最近、米国株へ投資している人が増えています。

僕もその1人で日本株も一部持っていますが、米国株を中心に長期的な視点で資産運用をしています。

 
ラボリーダー
僕が米国株に投資している理由を紹介します
この記事で解決できる悩み

・投資、資産運用を始めたい
・何に投資したらいいかわからない
・米国株に投資する理由を知りたい

結論

過去をみると日本株に比べて米国株が上がっているから!

このチャートを見てください

楽天証券から抜粋

見てわかる通り、米国の株式市場(NYダウ)は長期にわたって上昇しており、そのパフォーマンスは30年間で約12倍!

100万円だった資産が1,200万円になる計算です。

一方の日本株(日経平均)はこの間ほとんど上昇していません

このことだけでも米国株に投資する理由がわかると思いますが、そのほかの理由も説明します。

米国株に投資する5つの理由

 
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ここからは理由を紹介します

理由①人口増加がもたらす成長

日本では少子高齢化が今後ますます加速していくなかで2009年以降は人口が減少しています。

一方、移民の多いアメリカは現在でも人口が増加しており、今後も続く予想です。

アセットマネジメントoneから抜粋

人口の増加は労働増加と消費拡大となり、企業利益の拡大に直結します

米国企業全体としての利益は右肩上がりになりやすく、反対に日本企業全体の利益は右肩下がりになる可能性が高いです。

理由②米国株式市場の大きさ

以下の円グラフは世界の主要株式市場の時価総額を比較したものです。

米国は世界の約40%を占めているのに対して、日本は約6%しかありません。

米国の株式市場に投資するのは世界の投資家からすると当然のことです

世界の投資家から米国の株式市場に投資マネーが集まります。

理由③株主への利益還元を強く意識する文化

米国は株主への利益還元を強く意識する文化です。

特に米国の株主が投資する企業を選ぶ際に最重視する数値がROE(株主資本利益率)です。

POINT!
ROE(株主資本利益率)とは、株主から集めた資金に対してどれだけ収益を挙げられたか表す指標

このROEを上げるため各企業は新規事業開拓や経費削減などの企業努力を行います。

自社株買い、増配などにも力を入れるため、結果として株価が上がりやすい傾向です。

一方の日本株は株主への利益還元を軽視する傾向です。

理由④高配当、連続増配当株が多い

POINT!
配当とは「会社が得た利益の一部を、株主へ支払うもの」です。事業がうまくいったお礼として、利益の一部を株主に配当という形で還元するのです。

米国は株主への利益還元を強く意識するため、高配当の株が多く、連続増配する企業が多いのが特徴です。

反対に減配は経営の失敗を意味します

一方で日本の企業は業績が悪化した場合すぐ減配します。

実際に連続増配を25年以上継続している企業は米国100社以上、日本は花王1社のみ!

これだけでも、日本企業に比べて米国企業が株主への利益還元を強く意識しているかわかると思います。

新型コロナウイルス感染拡大による影響によって日本の多くの企業が減配していますが、米国のコカコーラなどは影響を受けながらも増配を続けています。

 
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米国では50年以上増配を続けている会社もあります

理由⑤世界的な企業が多い

米国には、アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、ジョンソン&ジョンソン、マスターカード、ウォルト・ディズニーなど誰もが知っている世界的な企業が多くあります。

これらは、米国内だけでなく全世界でビジネスを行っているため、米国株に投資するということは全世界に投資するのと同じことと言えます。

一方の日本にもトヨタ自動車、任天堂など世界的な企業はありますが、上記の企業に比べて見劣りするのは明らかでです。

米国株が上昇しやすいこれだけの理由

米国株は上記に説明したこれらの理由から日本株に比べて上昇しやすいと言えます。

  • 人口が増加する
  • 世界に占める米国株式市場が大きい
  • 株主への利益還元を強く意識する文化
  • 高配当、連続増配株が多い
  • 世界的な企業が多い

米国株が上昇しやすい理由はまだまだあります。下記で説明することを考慮すれば理解できると思います。

株価下落は米国の死を意味する

「株価下落は米国の死」を意味するといっても過言ではありません。

米国は日本と違い、個人の金融資産に占める現預金(貯金)の割合が低いというデータがあります。

 
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日本は50%以上であるのに対して、米国は15%程度と言われています

つまり米国では、株価下落は「米国国民の金融資産減少」になり「不幸」につながります。

株価上昇は「金融資産の増加」になり「幸せ」につながると考えられます。

米国年金基金が株式の3分の1を所有

米国の年金基金が全株式の3分の1を所有しています。

国民の多くが年金基金に加入しているため、米国株が上昇しなければ国民の年金が減少することを意味します。

反対に言えば、米国は株価が上昇していれば、資産運用が成功し多くの国民が明るい将来を描くことができます。

まとめ

この記事のまとめ

米国株に投資すべき理由
・人口が増加する
・世界に占める米国株式市場が大きい
・株主への利益還元を強く意識する文化
・高配当、連続増配株が多い
・世界的な企業が多い
・株価下落は米国の死を意味する
・米国年金基金が株式の3分の1を所有

 
研究員
たしかに、これだと株価が上昇しやすそうですね
 

一方の日本は経済の基本となる人口が減少しているうえ、米国ほど企業は株価を維持・上昇させなければならないという風潮は少ないです。

初心者にとって一番怖いのは投資では元本は約束されないため、現金が減少してしまう可能性だと思います。

もう一度最初のチャートを見てください。

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楽天証券より抜粋

米国株の動向を見ても1年、2年といった短期間では相場が下落するケースもあります。

例えば2009年のリーマンショック後は複数年にわたって相場が下落しています。

しかし、その後は回復して過去最高値を更新し続けています。

老後資金をためたい!教育資金をためたい!と10年、20年の長期間で資産を最大化させたいと考えている個人投資家にとって、日本株より米国株が優れた投資対象と言えます。

一方の日本株は、まさに「日々変動する相場の状況を的確に読み切って投資タイミングをはかる」といった行動が必要となります。これはプロの投資家でも難しいことで、初心者や個人投資家には不可能に近いです

 
研究員
相場の動向なんてわからないですよね

加えて米国株は日本株に比べて「配当金」制度が確立されているので、株価上昇の利益だけでなく、安定的に配当金の利益を得ることが可能です。

株価の上昇による恩恵と配当金の両方を得られる可能性が高いということです。

仮に、その配当金を複利運用し、持株数を増やすことができれば、どんどんあなたの貯金が増えて行くことを意味します。

これを考慮すると、選択すべき道は、もうお決まりでしょう。あとは、あなたの行動次第です。

コチラの記事では投資を始める最適なタイミングについて紹介しています。

僕は、米国株投資には楽天証券を利用しています。

楽天証券を利用している理由や口座開設手順はコチラをチェック!

また、僕は米国の個別株ではなく、米国の市場に広く分散投資できる投資信託を中心に運用しています。

詳しくはコチラで解説しています。

おわりに

 
ラボリーダー
ここまで読んで頂いてありがとうございます!

この記事では、僕が米国株に投資する理由を紹介しました。

ここまで読んでくれた方は日本株に比べて米国株が投資対象として優れていると感じていただけたと思います。

とはいえ、投資手法は1つではありません。

この記事をきっかけにして自分自身の投資スタイルを確立していただければ嬉しいです。

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